約 122,535 件
https://w.atwiki.jp/ygo000/pages/872.html
【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 17 https //fate.5ch.net/test/read.cgi/yugioh/1565361780/ にて記載されたカードの一覧です。 順不同 期間:2019/08/09(水) ~ 2020/01/11(土) STARTER DECK(2011) ねずみ取り アモルファージ・オルガ インセクト女王 ウォールクリエイター エクスプローシブ・マジシャン エルシャドール・ウェンディゴ エヴォルダー・テリアス オッドアイズ・ドラゴン オルターガイスト・フィジアラート カブキ・ドラゴン グレード・ビル コザッキーの研究成果 サイレントアビス シャインスピリッツ スケープ・ゴースト スピードローダー・ドラゴン ダークゼブラ ダークネスソウル デスサイクロン デビルズ・サンクチュアリ デーモン・テイマー ドラゴンメイド・ラドリー フィッシュアンドバックス ブラック・マジシャン・ガール ブレイン・クラッシャー ヘルプロミネンス マザー・ブレイン メガリス・オフィエル ユニオン・キャリアー レイジアース 一陣の風 伝説の剣 半魚獣・フィッシャービースト 原始生命態ニビル 土地鋸 地獄からの使い 山岳の闘士トモヒロ 嵐 幸運の鉄斧 曲芸の魔術師 武神姫-アハシマ 沈黙の魔導剣士-サイレント・パラディン 海神の巫女 漆黒の魔王LV8 炎獄魔人ヘル・バーナー 現世と冥界の逆転 稲妻の剣 精神統一 聖なる輝き 華麗なる潜入工作員 融合賢者 補充要員 覇王白竜オッドアイズ・ウィング・ドラゴン 覚醒戦士 クーフーリン 軽量化 闇道化師と化したマサヒロ 陸戦型 バグロス 零式魔導粉砕機 非常食 頼もしき守護者 髑髏の司祭ヤスシ 魂の造形家 魔導アーマー エグゼ 魔導獣 バジリスク 魔導紳士-J A・O・J リーサル・ウェポン EM天空の魔術師 M・HERO 剛火 No.7 ラッキー・ストライプ
https://w.atwiki.jp/ygo000/pages/68.html
効果モンスター 星4/地属性/獣戦士族/攻2000/守 500 召喚された場合、このカードを破壊する。 相手が1体でもモンスターをコントロールしていた場合、 攻撃力は1000ポイントダウンする。 4スレ目 812 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 2012/01/18(水) 23 33 01.05 ID yg8OPBqh0 アタッカーとしては《ジェネティック・ワーウルフ》の、自壊モンスターとしてはスクラップ・コングの下位互換のクズカード 星4で2000の攻撃力を持つデメリットアタッカー。 アタッカーとしては《ジェネティック・ワーウルフ》の、自壊モンスターとしてはスクラップ・コングの下位互換のクズカード―― ――に、見えるかもしれないが、そんなことはないんだぜ。 まずアタッカーとして使う場合、《あまのじゃくの呪い》が必須といっていいだろう。 《あまのじゃくの呪い》を使うことで攻撃力3000となり最強になる。 これだけでも戦力として機能するが、《あまのじゃくの呪い》をさらに有効活用するために攻撃力ダウン系メリット付加カードを併用したい。 《流星の弓-シール》は装備させれば攻撃力4000の直接攻撃モンスターに、《閃光の双剣-トライス》を装備させれば攻撃力3500の二回攻撃モンスターに化ける。 3、4枚からこのようなアタッカーを作れるのは極めて優秀と言えるだろう。 また《あまのじゃくの呪い》はフィールド全体に効果を及ぼすため、《ボアソルジャー》が複数並んでいた場合、攻撃力上昇の合計値は跳ね上がる。 《ボアソルジャー》を並べる手段としては《地獄の暴走召喚》が最適。《ボアソルジャー》の効果は《地獄の暴走召喚》の発動条件と絶妙に噛み合っており、容易に3体並べることができる。 このコンボで攻撃力3000のモンスターが3体並べられるが、相手モンスターが存在しない場合は2000に落ちるため1ターンキルは狙いにくい。 ただし2000になった攻撃力はあまのじゃくの呪いの効果が切れてからも維持されるため、次のターンからもアタッカーとして活躍できる。 攻撃性能は上記の通りだが、このカードはコンバットトリッカーとしての性能も高い。 《あまのじゃくの呪い》を使うことで攻撃力3000以下のモンスターを返り討ちにでき、他にも《スキルドレイン》や《禁じられた聖杯》でコンバットトリックが狙える。 《スキルドレイン》や《禁じられた聖杯》を使う場合も、《神獣王バルバロス》や《可変機獣ガンナードラゴン》とは誘う攻撃力層の違いで、《アーマード・フライ》とは攻撃力ダウンの確実性で差別化可能。 余談だが、このカードには妙なフェロモンがあるようで、立たせておくとやたら攻撃される(豚だからだろうか)。肉を狩にきた愚かなモンスターを返り討ちにしてやろう。 一方、自壊モンスターとして運用する場合も優秀な働きをする。 自壊効果持ちとしてはスクラップ・コング、《おとぼけオポッサム》がライバルに挙げられるが、このカードはそれらと一線を画す性能を持つ。 というのも、このモンスターの自壊は誘発効果ではなくルール効果なのだ。 つまり相手に《エフェクト・ヴェーラー》や《奈落の落とし穴》で妨害されることがなく、確実に自壊効果を使うことができる。 チェーンに乗らない自壊効果持ちには他にSinが存在するが、あちらには《ライオウ》や《昇天の黒角笛》に無効にされる、エキストラデッキを圧迫する等のデメリットがあるため差別化は容易。 総じて、存外使い道のあるモンスターである。豚と侮ることなかれ。 4スレ目 812 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 2012/01/18(水) 23 33 01.05 ID yg8OPBqh0 デメリットアタッカーでもかなり使いにくいボアソルジャー 使い捨てもできず壁くらいにしかならないこのカードだが、なんと恐ろしい特殊勝利カードであることが判明した まずプレゼント交換やエクスチェンジなどを使って、このボアソルジャーと補給部隊(効果破壊がトリガーになるカードなら何でも)を相手に送りつける すると相手はこれ幸いにと二枚のカードでドローしようとするだろう だがそれはこちらの仕掛けたリアル罠カードなのだ 実はボアソルジャーの破壊は効果外テキストである 効果破壊とは別物なので、補給部隊の効果でドローした瞬間、こちらの《ジャッジー》が炸裂する 初期カード故の知名度のなさも相まってこのコンボに引っ掛かる者は多数いるだろう もし相手にボアソルジャーを送りつけられた際には十分気を付けていただきたい 12スレ目 65 名も無き決闘者@無断転載禁止2016/04/22(金) 01 06 35.35 ID byKND2y70 Tag:ジャッジキル マイナーアド 正当評価 自壊
https://w.atwiki.jp/ygo000/pages/145.html
効果モンスター 星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700 (1):このカードの攻撃力は、お互いの墓地の「[[ブラック・マジシャン]]」 「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300アップする。 5スレ目 395 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/05/22(火) 00 59 08.27 ID VJkHdngx0 環境ガチにたいして一矢報いれる ご存じ、遊戯王の中でもTOPクラスの人気を誇る遊戯デッキの切り札である。 イラストアド、人気共に最高であるためクズカードとは呼びたくないが、リアル所持者のほとんどがこのカードを夜以外に使用していない。攻撃力上昇効果も現環境ではあまり役に立たないだろう。 このカードを使用するデッキレシピを見ても萌え豚御用達仕様でしかないことがあまりに多すぎ、悲しいばかりである。。 しかし、このカードは環境ガチにたいして一矢報いれる可能性を秘めている! まず闇属性なので終末から墓地にカンタンに送れる。そこからの蘇生、他はマジシャンズ・サークル、ディメンジョン・マジックなどで割と簡単に展開をすることができる。 しかもサークルで相手のベーラーを引っ張り出せれば一石二鳥だ!この段階で2000ダメージが約束されていることが強力なのは言うまでもない。 だが、肝心なのは出すだけで満足しないことだ。 このカードを出した後に出来る強力なコンボ、そのひとつが「魔のデッキ破壊ウイルス」だ。 今の環境TOPことインゼク、ウサギらは攻撃力1500以下を主軸とするためこのカードにかかりやすい。しかもカーDのおかげでこれらのカモは手札に温存されていることも多いのだ。その上サークル同様ベーラーを食いつぶす事もできる。 今まで厄介だったカードはこのカードのコンボであっさり突破出来てしまう恐ろしさを 秘めている。ちなみに師匠はブラマジウイルスとしてウイルスコンボで結果を残している。 さらにさらにこの時病みガールアドを得る事が出来ることも忘れてはならない。遊戯王TOPイラストアドに妄想アドが追加され最強レベルのアドを得られるのだ。 他にはシンクロという手もある。上記の方法で散々食いつぶしてきたベーラーをこちらが使えば☆7のアーカナイトマジシャンにつなぎさらなる場アドを得られる。 これなら魔デッキでは処理できない魔法、罠を割る事もできるため住み分けが可能だ。(参考レベルだがアカナイと師匠でエクシもできたりする) この時も美少女+美少女の合体妄想アドを得る事が出来るというのはこのスレの者ならだれもが気づいているだろう。 勿論エクシーズしてもいい。 同じ魔法使いで闇のカオス・ソーサラーは召喚権を使わず場に出せ、そしてめったに使用されないマジマジ☆マジシャンギャルへとつなげれる。 中々見れない場にいるマジギャルはガール以上の自己満足アドをくれるぞ。 このカードが使用された時、相手はガチであるほど「ファンデッカスか」と思ってくるに違いない。 しかし、原作において遊戯はこのカードと共に幾多もの闘いを勝ち抜いてきた。そこにはこのカードを信じる思いがあるからこそだろう。 そして今の環境で上記のとおりこのカードは活躍の可能性を秘めている。 ガチを相手に本当に好きなカードと勝利を共有できること ―これほどデュエリストとして嬉しい事があるだろうか。 この文を読んだ君は今すぐファイルからBMGを取りだそう!このカードは君次第で場のアドも、その他妄想系アドもいくらだって与えてくれる優れカードだ!! 5スレ目 395 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/05/22(火) 00 59 08.27 ID VJkHdngx0 BMGはわりと盲点だったし良評価だとは思うけど何のカードを下位クズカード扱いしたかを考えて夜道は歩けよ 17スレ目 644名も無き決闘者 (ワッチョイ ff54-sKFc)2019/10/28(月) 21 09 25.05ID v8oB1LuN0 BMGはカード1枚で簡単に活躍させられる 遊戯王界においてまさしくアイドルカードとして名を馳せた超有名カードである。 原作で使用され、アニメにおいても数多く登場し、OCGにおいてもサポートの手厚いこのカードの一体どこが下位クズカードなのかと反論したい決闘者もいる事だろう…。 それでも敢えて言おう ブラマジガールは保護されているッッッ 決闘王遊戯の使用カードの為、無理やり持ち上げられているが効果そのものは潰しが効かないバンプアップのみ。 そのためコナミはBMG(ブラマジガール)を介護すべく様々なカードを出しているものの、それはそのままBMGがそのままでは使えないカードだと証明している行為なのだ 原作の遊戯はこのマスコット的モンスター専用サポートも使わずを自由自在に操っていたが、運命力のないリアリストはびこるOCGにおいてこのカードは観賞用、もとい夜のオカズとして慰み者になっているのだ!! BMGは所詮カテゴリ化されて介護され続ける古き良きカードの域をでないのだろうか? だがそんな回りくどい補助をしなくてもよいのだ BMGはカード1枚で簡単に活躍させられる 《クインテット・マジシャン/Quintet Magician》 † 融合・効果モンスター 星12/闇属性/魔法使い族/攻4500/守4500 魔法使い族モンスター×5 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。 (1):魔法使い族モンスター5種類を素材としてこのカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。 相手フィールドのカードを全て破壊する。 (2):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、 リリースできず、融合素材にできず、効果では破壊されない。 このカードをブラック・マジシャンを素材に未来融合にて出せばよいのだ! 因みにブラック・マジシャン扱いされるカードは多く、《マジシャン・オブ・カオス》あたりも素材として墓地に送ればよいだろう 未来融合にてブラマジ、マジシャン・オブ・ブラックカオスを合計五枚墓地に送ればBMGの攻撃力は3500、特殊召喚も容易い上級としては申し分のないステータスとなる! 更に未来融合を二度打ちすれば攻撃力は5000とただの星6としては強すぎるパワーとなる!! これにて特別なコンボや観賞用などではない、純然たる攻撃力の高さがウリのブラック・マジシャン・ガールデッキの完成である 彼女も漸くデッキに居場所が見つかり住みやすさを実感している事だろう 17スレ目 644名も無き決闘者 (ワッチョイ ff54-sKFc)2019/10/28(月) 21 09 25.05ID v8oB1LuN0 ……いや、別に下位でもクズでもねーだろ、と思った諸兄の方が多いだろう。 確かにそうだ。 だがこのカードはイラストや人気を脇に置けば、実戦での使用率という点で、このスレの隠れた評価対象「使いにくいカード」「マイナーカード」に属していると言える。 まずこのカードならではの強みだが……実のところやはり未熟な弟子ゆえか、師匠には色々と及ばない。 師匠の方は豊富なサポートに恵まれ、融合体もこっちより多い。 弟子の方もサポート自体は多いのだが、自分が属する「マジシャン・ガール」カテゴリとは地味にミスマッチ、黒魔術師サポートの方も師匠のついで感が強い。 一応師匠とのタッグ融合体も新規登場したが、ドラグーンに全て持って行かれているのが現状である。 そもそもこのカード、背景設定も効果もサポートも、あらゆる面でブラック・マジシャンありきのモンスターとして設計されている。 単独での活用法としては先人の評価でのウイルスコストやマジシャンズ・サークルとのシナジーがあるが、私は別の方向に目をつけた。 それは魔装戦士である。特に、クラッシュ・オブ・リベリオン出身のペンデュラム組と合わせることになる。 まずこのカードは魔法使い族、攻撃力は2000。 つまり、ドラゴディウスのサーチ、ドラゴノックスの蘇生にちょうど対応する最大ステータスのモンスターなのだ。 そしてこのカードのレベルは6。 ノックスがスケールにいればペンデュラムで呼べるし、さらに「ペンデュラム・アライズ」を使えば魔装戦士の切り札というべき「魔装邪龍イーサルウェポン」を引っ張り出せる。 加えて魔法使いなので「召魔装着」で強化可能、と悪くない。 しかも、イーサルウェポンが出た後で「龍の鏡」を使えば竜騎士に進化できる。これは、他のレベル6魔法使いにはできない芸当だ。 除外ゾーンからは「闇次元の解放」でフィールドに戻れるし、不足気味の攻撃力もドラゴディウスのP効果とフィールド魔法があれば、4600打点まで処理できるようになる。 また「マジシャンズ・ソウルズ」を使えばデッキからそのまま引き出せるし、これ自体もディウスでサーチ出来る。 イーサルウェポンと並べばランク6が狙えるが、これはまあできればで良いだろう。 呼ぶとすればモンスター効果を潰せる「フォトン・ストリーク・バウンサー」か、素材を一瞬で使い切って除去ができる「ガントレット・シューター」が良いだろう。この2体は「召魔装着」の恩恵を共有できる。 弱点としてはディウスのP効果・ノックスの蘇生効果・竜騎士の除去効果にいずれも手札コストが必要なので、手札がマッハでなくなること。 魔装戦士自体は通常モンスターとのシナジーがあるため、魔装戦士を組み込んだ【バニラペンデュラム】にアタッカーとして竜騎士を採用する目的で、このカードを組み込むことが考えられる。 これならば「凡骨の意地」「闇の量産工場」などで手札コストの確保が可能だし、このカードやイーサルウェポンを引いてしまった場合にもアドバンス召喚で呼べる。 凡骨ターボの場合、効果モンスターを引くと止まるので、ソウルズなりディウスなりで先にデッキから離してしまいたい。 墓地に行ってしまった場合はそれこそノックスの出番だ。 ちなみにこれはロマンの域に入るが、やり方次第ではフルスペックのデミウルギアのリンク召喚が可能になる。 その場合、このカード、聖龍の方のイーサルウェポン、「召魔装着」でリクルートできるヴァンドラで呼ぶのがベスト。 単独では確かに使いづらいこのカードだが、それは「使えない」こととイコールではない。 師匠にくっついて歩かずとも、彼女は彼女なりに仲間を見つけ、そして戦うことができる。 彼女の「魔術師の弟子」という肩書からの卒業は、案外近いのかもしれない。 18スレ目 116名も無き決闘者 (アタマイタイー ea34-6mB1)2020/02/02(日) 20 55 51.78ID EGaP1kfT00202 ブラマジガールは無理に師匠デッキに入れるより独自性目指した方が強いよね 関連カード ブラック・マジシャン Tag:【ブラック・マジシャン】 【魔装戦士】 イラストアド 原作アド 妄想アド 正当評価 決闘を楽しむ 病みガールアド 紳士用
https://w.atwiki.jp/ygo000/pages/49.html
通常罠 自分の手札・墓地に存在するカードを全て持ち主のデッキに戻してシャッフルする。 4スレ目 232 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 2011/04/22(金) 22 19 58.12 ID ybe0/8Mm0 おそるべき用途がある 話題に上がるたびに「どうしようもない」と評されるこのカード。 しかし、おそるべき用途がある。 相手フィールド上のモンスターにジャンク・アタックを装備させ、リクルーターで自爆特攻し、 ジャンク・アタックの効果でダメージを与え続ける、そんなデッキで大活躍できるのだ。 リクルーターはシャインエンジェル⇔コーリング・ノヴァ→ユーフォロイド→UFOタートル→仮面竜→軍隊竜を繋げることが出来る。 これらを3枚フル投入すると合計18枚もの大所帯となる。 これだけもの攻撃をしかけ続ければ間違いなく相手ライフを削りきることが出来るだろう。 しかし、カードの枚数が多いだけに、後に出すべきカードが先に手札に来てしまったり、墓地にいたりして使えないという事態も十分起こりうるだろう。 そんな場合も、このカード1枚あればそのような事故も回避できる。 ジャンク・アタックと、シャインエンジェルまたはコーリング・ノヴァが手札にある時、 そのリクルーターをまず召喚し、相手モンスターにジャンク・アタックを装着。 その後、このカードを発動すれば手札にいるリクルーターも、墓地にいるリクルーターも全てデッキに戻る。 このカードはフィールドのカードはデッキに戻さないため、リクルーターとジャンク・アタックは残ったままとなる。 これでデッキには17枚もの弾が揃っているため、あとはガンガン自爆特攻すれば相手のライフを0にできる。 揃える必要のパーツはこのカードを含めたった3枚という、お手軽ワンターンキルが成立する。 ただでさえ一般的にはゴミカード扱いしかされていないこのカードを使われて負ければ、相手の精神にも大きなダメージを与えられるだろう。 自分のカードをバウンスしてしまうからという理由でクズカード扱いしかされないこのカード、しかし、それは大きな間違いである。 「手札・墓地に存在するカードを全て」と書かれているため、全てのカードが戻ってしまうと思い込み、そのような評価が下されるのだろう。 しかし、実際には違うのだ。フィールドのカードは残る。 その部分に着目し、戦略やコンボを考えて行くのがデュエリストというものではなかろうか。 そこを上手く読み取らず、考えを放棄してしまった結果が、世間一般での現在のこのカードの評価である。 wikiには上記のコンボでデッキに戻すのは他のカードでも行えると書かれているが、 他のカードでは手札か墓地の片方しか戻せなかったり、戻す枚数が限られていたりする。 両方のカードを、全てデッキに戻せるこのカードは、やはり強力なパワーカードであると言う他無い。 フィールド上のカードは残ったままである事、それこそがこのカードの最大のメリットである。 4スレ目 232 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 2011/04/22(金) 22 19 58.12 ID ybe0/8Mm0 沢渡さん公認のクズカードの1枚。 しかしよく思い出して欲しい。 周囲はこのカードに対しての反応がかなり薄かったことに。 つまるところ、皆さんはこのカードは言うほど弱くないという その真実に薄々感付いているのだ。 とりあえずこれを「コストの重いカード」として扱うのは間違いだろう。 魔法罠であれば、事前に伏せておけば問題ないはずだ。 追撃のモンスターが欲しいという点もよく考えればこれで解決している。 極論、サーチ・展開する通常魔法だらけにして、それをセットすれば 手札の制約などあってないようなものになる。 そして、そんな芸当をできるデッキもきっちり存在している。 【E・HERO】だ。 最近のE・HEROでは、エアーマンの使い回しが鍵となっている。 局地大ハリケーンは、そんなエアーマンをデッキに戻すことができる。 またその特性上、デッキに入るアライブとエマコが腐りにくく、 結果的にデッキのモンスター枠の圧縮につながっている。 また、エクストラデッキの回復も重要な役目となる。 除去としての超融合を複数回行う場合や、 非1kill(シャイニング・熱血指導等でアドを取る)マテリアルゲートなど、 要所要所でデッキアドが重要となってくる。 そして極め付けはバブルマンの2ドローを容易に且つ意図的に狙える点だろう。 【十代ごっこ】には必須のパーツと言えよう。 8スレ目 929 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載禁止:2014/05/16(金) 15 02 03.43 ID e5+arGqC0 Tag:【リクルーター】 【十代ごっこ】 【E・HERO】 原作アド 屈辱アド 正当評価 精神アド
https://w.atwiki.jp/hengtouhou/pages/151.html
ゲリラライブに乱入せよ 受注場所・条件 達成条件 報酬 全体図 出現モンスター 雑感 ゲリラライブに乱入せよ 慧音「数日に一度、真夜中に里の近くの森で大声で歌って騒ぐ連中が居るのだ。 相手は妖怪、危険もあるし騒音程度で退治に向かうほどでもないと思っていたのだが。 最近明らかに音源が増えてな・・ トランペットだの琵琶だの果ては大小様々な太鼓が競い合うように一晩中鳴り響いて、 とうとう不眠に悩まされる里の者も出始めた。 何とかあの連中を黙らせてくれないだろうか? 恐らく興奮した妖怪たちの真っ只中に飛び込むことになる。気をつけてくれ。」 受注場所・条件 人里:寺子屋 オークのキャンプ終了後 達成条件 全てのモンスターを倒す 報酬 賢者の杖 全体図 出現モンスター 夢幻のパーカッショニスト『堀川 雷鼓』 古びた琵琶の付喪神『九十九 弁々』 古びた琴の付喪神『九十九 八橋』 騒霊ヴァイオリスト『ルナサ・プリズムリバー』 騒霊トランペッター『メルラン・プリズムリバー』 騒霊キーボーディスト『リリカ・プリズムリバー』 読経するヤマビコ『幽谷 響子』 夜雀の怪『ミスティア・ローレライ』 大天狗×1 EX妖精×多数 その他大量の妖怪、妖精、河童、神霊等 雑感 本作屈指の危険クエスト。序盤から受注可能だが、クリアするには勝利可能クラスの実力が必要となる。 クエスト開始直後から大量のモンスターの真っ只中に出るため、そのままでは即死確定。 すぐにテレポートで森林地帯に逃げ込むか、突入前にありったけドーピングして視界内攻撃を連発すると良い。 強敵は開始位置真上にいる雷鼓と右下の方にいる大天狗。 穴熊に使える地形が存在しないため、森林で視界を遮りつつ素早く片付けること。 テレポの位置や召喚運などがかなり絡んでくる難易度の高いクエスト。 報酬の賢者の杖はあれば便利だが、無くても問題はないアイテムなので無理して受けるクエストではない。 開始位置と階段がかなり離れているので、チキンナイフの強化狙いで破棄する時等は要注意(というかやめておこう)。 クエスト内に出現する面々のユニーククラスでも普通に受けられる。そして2Pカラーが出る - 名無しさん 2016-06-20 20 22 18 自前加速+25以下で加速つけてると大神霊に魔力消去食らいやすいから耐性の薬だけで我慢するほうが安定するかも - 名無しさん 2016-06-20 20 56 24 力の杖数本と魔力充填の巻物は欲しい。大妖精を開幕で消せるなら退路を塞がれる危険は大幅に減る - 名無しさん 2016-06-21 09 10 45 大妖精の妖精召喚で大量の妖精で埋められてしまう事があるが、大妖精を狙って倒し続けていけばクリアは可能。大量の妖精と戦う様はもはや妖精大戦争である。 - 名無しさん 2017-05-11 21 39 25 全体攻撃吹雪でええやろって思ってたら木地形が壊れて天狗が起きてえらい事になった - 名無しさん 2017-06-24 15 50 04 名前
https://w.atwiki.jp/ygo000/pages/213.html
効果モンスター 星2/光属性/魔法使い族/攻 600/守 200 相手がモンスターを特殊召喚した時、手札からこのカードを特殊召喚する事ができる。 この効果で特殊召喚したターン、 相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。 5スレ目 613 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/06/26(火) 18 55 44.87 ID vYrV6pPh0 このカードもれっきとした「ヴェーラー」なのである 今の環境では「ヴェーラーが必須」と言われている。 「ヴェーラー」というと多くの人がエフェクト・ヴェーラーを思い浮かべるだろうが、このカードもれっきとした「ヴェーラー」なのである。 相手がモンスターを特殊召喚した時に特殊召喚できるので、エフェクト・ヴェーラーと同じく手札に持っておくのが望ましい。 このカードが手札ある時に、「自分は今ヴェーラーを握ってる」と言えば、相手を動揺させる事ができる(大会等でやれば間違いなくジャッジキルだが)。 こちらが「ヴェーラー」を握っていると知れば、相手はモンスター効果を使うのに慎重になる事だろう。ところが実際に握っていたのはエフェクト・ヴェーラーではなくこのカード…相手の思惑を大きく外す事ができるだろう。 このカードを特殊召喚する機会は多いだろう。モンスターを大量に特殊召喚してくる相手に対して出せば、壁として機能してくれる。 自分への効果ダメージを代わりに相手に与える効果も、グスタフ・マックス等によるワンキルの防止に役立つ。 更にこのカードは、エフェクト・ヴェーラーに比べると圧倒的に安く、手に入りやすい。 エフェクト・ヴェーラーを持ってない、手に入らないという人でも、デッキに入れれば容易に"ヴェーラーアドバンテージ"を得ることができる素晴らしいカードである。 5スレ目 613 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/06/26(火) 18 55 44.87 ID vYrV6pPh0 聖刻メタになりうるなマイクラで「ヴェーラー」って言われた時にジャッジキルできる可能性もあるなんて強いカードなんだ 『ヴェーラー』と名前が付いているせいかよく馬鹿にされているが、こいつの効果だけを見てみると案外クセのない普通のことが書いてある。 改めて読んでみると意外と使いやすそうだと感じるのではないだろうか。 実際、特殊召喚は決闘中に度々行われる行為であり、自信の特殊召喚は非常に簡単に行える。 バトルフェイズ中にも発動できるため《リビングデッドの呼び声》等による不意の追加攻撃も防御することができる。 2つ目のバーンメタの効果は使うタイミングがあまり無いだろうが、ただダメージを無効化するのではなく跳ね返すというのは大変強力。 フィールドを離れても効果は継続するため、壁にして攻撃をガード、その後の《ガガガガンマン》による止めも防いでくれる。 規制緩和された《ダーク・ダイブ・ボンバー》も無力化できる。 このように昨今のデュエル環境で発動されるバーン効果は大抵エクストラデッキから特殊召喚されるモンスター効果によるものである。 つまり手札の《エクストラ・ヴェーラー》を特殊召喚できるというわけだ。 デュエル以外での用途として、このカードの存在は場の雰囲気を悪くしたい時に非常に使える。そんな状況があるかは分からないが。 例えばタッグフォースやADSを使って対戦する時にこのカードをデッキに入れておくのである。 そのデュエルで敗北した場合は、「エフェクトヴェーラーと間違えてデッキに入れた」等と言い訳したり、再戦を要求することができる。 デュエルに勝利した場合は「エクストラヴェーラーを入れたデッキでも勝てた」と相手を小バカにしよう。 他にはネットの掲示板でのデッキ診断などで誰かがデッキを晒している際、「『ヴェーラー』とは『エクストラ・ヴェーラー』のことですか?分かりにくいので正しく表記した方がいいですよ」という感じで上から目線で指摘することができる。 普通の荒らしコメントならば無視されることが多いが、間違ったことは言っていないので誰かが構ってくれるだろう。 以上のような使い方は下位クズ扱いされているカードの中でも抜群の知名度を誇っているこのカードにならではの芸当だ。 結局、名前が知られているというのはそれだけで存在理由になるのである。《エクストラ・ヴェーラー》は無名のクズカード達から羨望の眼差しを送られていることであろう。 8スレ目 628 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載禁止:2014/03/20(木) 22 19 38.50 ID 6I+zq1TF0 デッキ添削のとき大嵐のことを省略して嵐って書いたやつをおちょくる評価思い出したわ それ音女の時もそうだったな マインドクラッシユされたときも安心だな Tag:デッキ添削 ヴェーラー 名前アド 屈辱アド 財布アド
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1403.html
前 「ここまでくればもう大丈夫だよ!」 「みんなゆっくりしようね!」 「ふがっ、ふがっ!(ゆっくりお口から出てね!)」 れいむ達は森まで行き木々を障害物として利用しながらなんとかイナゴを振り切ったのだった。 「ゆー、ちぬかとおもったよ!」 「これでみんなでゆっくりできるね」 「よかったね!ゆっくりしようね!」 和気藹々とするまりさとぱちゅりーと子ども達だったがれいむだけは気が気ではなかった。 「……い、一番おっきなれいむの子どもはどこ…?」 初めて産んだれいむの子どもが見当たらなかった。 まりさとの思い出をもっともたくさん一緒にすごした子どもが居ない事実に震えが止まらない。 「あ、あれ?おねえちゃん?おねえちゃーん!?」 「お゛ね゛え゛ぢゃんがい゛な゛い゛よ゛おおおお!!!」 「ゆ゛っぐりできな゛いいいいいいいいい!!!!!!!」 「み゛ん゛な゛でゆっぐりぢだがっだああああ!!!!!」 子どもたちの和気藹々とした雰囲気が一瞬で壊れ、嘆きの叫びが辺りを支配した。 れいむは声を殺して静に子どもとまりさの三匹で過ごしていた頃の思い出を反芻して泣いた。 二人の初めての子どもだったからあの子は本当にたくさんゆっくりさせた。 あの子にたくさんご飯を食べさせるためにまりさが無理して危険な目にあう事もしばしばあった。 そういう無謀な行為に明け暮れたのもあの頃は若かったのもあるだろう。 そのおかげでとても丸々とかわいいゆっくりに育ったゆっくりだった。 れいむは心の中で一番かわいいのはあの子どもだと思っていた、口には出さないが。 あんなにまりさに愛してもらったあの子を失うなんて…! れいむは目の前が真っ暗になりそうだった。 「ま、まりさがもう一回もどって助けに行くよ!」 すぐに子れいむを助けに行きに飛び出そうとするまりさ。 「ま…」 「駄目だよ!どの道もう助からないよ!まりさもゆっくりできなくなるよ!」 ぱちゅりーが何か言おうとしたが無視してまりさを止めるためにれいむはその前に立ちふさがった。 「どおぢでぞんなごどい゛う゛のおおお!?」 「お゛があ゛ざんのばがあああああ!!!!」 「お゛ね゛えぢゃんをだずげでよお!!!!」 「れ、れいむ!まりさは強いから大丈夫だよ! 子れいむを助けてすぐに帰ってくるよ! ゆっくりどいてえええええええええ!!!」 まりさは必死にれいむを退かして進もうとするがれいむは絶対にその場から動く気はなかった。 「もうあの子は助からないの…!だから…だからせめてみんなあの子の分までゆっくりして…!」 「ゆ、ゆうう…」 れいむはまりさに涙を流して懇願した。 ここであの子のために命を失うことはあの子の命を無駄にすることなのだ。 それはあの子を守るれいむの事を命を賭けて守ったれいむのまりさの命を無駄にすることと同義だ。 それだけは許せなかった。 「まりさ、れいむが言うことが正しいよ…」 ぱちゅりーがゆっくりとまりさ達を嗜めてくれた。 れいむと同じようにぱちゅりーにももう子れいむは助からないだろうことはわかっていた。 まりさも心の底ではわかっていたのだろう。 しかし現実を見据えられない彼女の若さがどうしても認められなかったのだ。 れいむの涙を見てまりさはようやく目の前の現実を受け入れた。 「ゆぐぐぐううう…」 「お゛ねえぢゃん……」 「ごべんね…ごべんねぇ…!」 「おねえぢゃんのぶんもいっぱいいっぱいゆっくりするからね…!」 その場に居る全てのゆっくりがあの子のために涙を流した。 涙を拭って、ゆっくり達は再びこの地獄、永夜緩居から脱出するために進み続けた。 ガサガサと枯葉の地面を踏み歩きながら森を抜ける道を探す。 れいむはこのままでは済まないだろうという予感がした。 そしてその予感は的中した。 「ゆぅ~~!?」 段差に気付かずに子どもが一人が足を踏み外して転げ落ちたのだ。 「れ、れいむの赤ちゃんが!?」 慌てて下を覗き込むれいむと子ども達。 「ゆゆ?おそらをとんでるみたい~~~!」 しかしその子は不思議なことに下まで落ちずにまるで中に浮いているかのように 段差からの途中辺りから伸びていた4、50センチほどの枝と枝の間の空間で止まっている。 その子はそこで楽しそうにぽよんぽよんと跳ねていた。 「ゆ、おねえちゃんいいな、ずるいずるい!」 「れいむもやるー!」 ぴょんぴょんとそこに飛び込んでいく子れいむ達。 「ゆ、ゆー?」 一体どうなっているのか、れいむはわけもわからず首を傾げる。 子どもは楽しんでいるようだが、れいむは何か釈然としない。 「ごほっ、むぎゅうううん!だめええええ!ゆっぐぉほっ、ゆっぐりでぎなぐなっぢゃううう!!!」 その時、後ろからぱちゅりーが子ども達を制止した。 「ぱ、ぱちゅりー?どうしたの?おなかいたいの!?」 まりさは突然餡子を吐いて叫ぶぱちゅりーを心配して傍によって背中をさすっている。 「うああああああ!だずげでおがあざあああああああん!!!」 「いやあああああああ!!こないでえええええええええええ!!!」 人間の拳二つ分ほどもある巨大な蜘蛛が二匹、枝の影から現れた。 その時やっとれいむはぱちゅりーの叫びの意味を理解した。 あそこは蜘蛛の巣、子ども達は巣に掛かった餌なのだと。 「い゛や゛ああああああ!れ゛い゛む゛のあがぢゃんがああああああ!!!」 少なくとも最初の子より先に飛び込んだ子以外はれいむが止めれば助けられたはずなのになんてことをしてしまったのか。 取り返しのつかない絶望感にれいむは叫んだが空しく森に木霊すると大蜘蛛が身動きの出来ない子ども達に齧りついた。 「あがっがっがっがっが…」 「ゆっ…ゆぐっ…ゆ゛…」 皮を突き破った牙から餡子に毒を混ぜられて子ども達はもはや喋ることもままならなくなった。 「おねえぢゃああああああああああん!!!」 「れいむの…れいむのい゛も゛う゛どがあああああああ!!!」 獲物が動けなくなったのを確認すると大蜘蛛達はれいむの子どもを咀嚼し始めた。 子どもの皮をが剥かれて蜘蛛の頭が餡子の中に埋まる。 凄惨な咀嚼音と光景に耳と目を背けて涙を流した。 「うっ、ゆうう…ごめんね…ごめんね…」 嘔吐感を堪えながらただひたすら自分の過失で失った命に謝るしかなかった。 「おねえぢゃん!おねえぢゃん!」 生き延びた子どもの一人が身を乗り出して家族の名前を呼んだにも関わらず、自分は目を背けていたために気付かずなかった。 このことがどれほど愚かな行為だったがを数瞬後れいむはいやと言うほど知らされることになる。 「ゆぎゃあああああああああ!?」 悲鳴に気付いてはっと振り向くと、その子は茶色い蟷螂に連れられて段差の下へと落ちていっていた。 「いやあああああああああ!!?」 「あ、あああああああああああ!?」 何故傍にいながら子どもを守ることが出来なかったのか。 どこまで愚かだと言うのだ自分は…! れいむはそう心の中で何度も自分を責めた。 「だずげでよおがあざん!れいむおねえぢゃんだぢみだぐにたべられだぐ…! ああああ!いだいいいいいいいい!おがあざん!おがあざん!みでないでだずげぎぃ!」 枝蟷螂は鎌で器用に可哀想なその子のリボンを切り裂いた。 あのリボンはまりさがこの子のは特に出来がいいからとよく手入れしてあげていたリボンだ。 「あ゛!やべでええ!れ゛い゛む゛の゛!れ゛い゛む゛の゛リ゛ボン!れ゛い゛む゛のだいじなりぼんな゛のお゛!!!」 なんてことだ、まりさがあんなに大事にしていたリボンがあんな薄汚い蟷螂の手で切り裂かれるなんて。 それもこれも全て自分の油断が招いたミスなのだ。 れいむは目の前がグルグルと廻るのを感じた。 「ごめん…こんなお母さんでごめんね…もっとゆっくりさせてあげたかったよ…」 一滴、ポタリと涙がこぼれた。 その行く末を見届けてれいむは再び背を背けた。 「おがあざん!?どうじでぞっぢむいぢゃうの!?れ゛い゛む゛はごっぢ!ごっぢだよ゛!」 「早く行くよ、急いでここから出ないとゆっくりできなくなっちゃうから」 非常な決断だが自分の判断は間違っては居ない。 「ゆ!?ま、まってよおかあさん!」 「で、でもおねえちゃんが…」 「……」 生き残りを連れて出口を目指してれいむは進んでいった。 「お゛があざんお゛いでがないでだずげで!だずげでよ゛おお゛お゛!!! れ゛い゛む゛ゆっぐりでぎでだいどおおお!おいでがないで!おいでがないで! れ゛い゛む゛をだずげでごのま゛まぢゃれ゛い゛む゛ゆっぐりでぎないよ!! お゛があざん!お゛があざん゛ん゛んん゛ん゛ん゛ん゛んん゛ん゛ん゛!!!」 振り向くものか、絶対に。 啜り泣きながられいむについてくる子ども達を尻目にれいむはただひたすらに出口を目指して歩いた。 「ゆ!森を抜けるよ! もうすぐゆっくり出来るよ!」 木々の間から光が挿している。 ここを抜ければあとはあの丘を越えるだけだ。 その時、絶望の羽音がゆっくり達の耳に届けられた。 いいや、たとえ絶望だとしても負けるものか。 自分達はまりさのために絶対に生き残らなくてはならないのだから。 「急いで!もう丘は目の前だよ!」 さっきのように口の中に子ども達を非難させる。 今度は全ての子れいむ達が入ることが出来たし喋ることも出来た。 無論、子どもの数が減ったからだ。 とにかく今度はさっきのようなロスは無い ただ必死にあの丘を越えればいいだけだ。 「むぎゅ…うげぇ!エロエロエロ…!」 「ぱ、ぱちゅりー!?どうしたのぱちゅりー!ぱちゅりー!」 丘を登る最中に突如、ぱちゅりーが激しく嘔吐し辺りにどろどろの餡子が飛び散った。 「む、むぎゅぅ゛…」 「ふが…ま、まさか…!」 れいむはぱちゅりーに何が起きたのかはっと思い当たった。 すぐにぱちゅりーの顔から葉っぱを取り去る。 「ど、どうじでぱちゅりーのお顔が紫色なのおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」 ぱちゅりーは顔中に紫色の斑点が浮き出ており、その表情は死相としか言いようが無い痛々しく生気の無いものだった。 恐らくちょうちょを食べた子どものように毒に当たってそのままにしてしまったのだろう。 もはや手遅れなことは素人目に見ても明らかであった。 「これは…もう…助からないよ…」 「うん…ぱちゅりーが…一番わかってるよ…むぎゅぇっ!ごばぁっ!」 「二人とも何をいっでいる゛の゛おおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?!?!?」 れいむとぱちゅりーの二匹がぱちゅりーの死を受け入れる中でまりさだけが現実を受け入れようとしなかった 「むきゅ…ありがとうねまりさ、でもぱちゅりーは、もう駄目だからまりさには生き延びてゆっくりして欲しいの…」 その言葉の意味がれいむにはすぐにわかった。 この子はれいむのまりさと同じように、まりさのために犠牲になろうというのだ。 「馬鹿なこといってないで早く行こうね!もうすぐイナゴさんが来るよ!!」 しかしその意味をこのまりさは理解しようとしない。 頭で理解しても心が拒んでいるのだろう。 そう言ってまりさはぱちゅりーの帽子を引っ張って無理やり連れて行こうとする。 ぱちゅりーは力無い瞳でれいむの方を見つめた。 「れい…む…このままじゃみんな死…んじゃう…から…おね…がい…わか、るよね まりさ達が…ゆっくりする方法…」 わかってる、そう伝えるために力強くれいむはうなづいた。 「そんなの簡単だよ!まりさとぱちゅりーがあの丘を越えればいいだけだよ!」 どこまでこのまりさは愚かなのか。 ここまで来てもそれを理解しようとしない。 ぱちゅりーが行う命を繋ぐという行為の意味を。 「さよなら、まりさ」 れいむはぱちゅりーに体当たりをして丘の下に叩き落した。 「ぱちゅりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!! な゛に゛を゛ずるどれ゛い゛む゛うううううううううううううううううう!!!!」 まりさがれいむに向かって掴みかかりれいむをにらみつけた。 れいむはまるで化け物のように恐ろしい形相だと思った 「ぱちゅりーはもう駄目なんだよ!だからぱちゅりーはみんなを助けるためにああやって犠牲になったの!ああやって…!」 「今助けに行くからねぱちゅりー!!!」 「駄目ぇ!!どうしてぱちゅりーがああまでして犠牲になったのかわからないの?ばかなの? まりさに助かって欲しいからだよ!お願いだからぱちゅりーの命を無駄にしないで!!」 れいむはこの愚かな化け物に少しでもぱちゅりーの気持ちを伝えようと言葉を尽くした。 「黙れこの豚れいむがああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 ああ、まりさはまりさをやめてゆっくりできない本当の化け物になってしまったんだとれいむは思った。 まりさはれいむを突き飛ばすとイナゴの群れの中心へと ぱちゅりーの所へと転がっていった。 その姿を見てれいむの心に湧き出たのは怒りだった。 一時はれいむのまりさのように素敵なまりさだと思っていたまりさが命を無為にするような行為をするのをれいむは許せなかった。 まりさは、れいむのまりさはれいむの命を守るために命を投げ打ったのに! 「どうして…どうしてぱちゅりーが命を捨てる気持ちがわからないの…! 何でまりさはぱちゅりーの気持ちを無駄にするの…! みんな命を繋ぐために生きてるのに!れいむだってぱちゅりーだって虫さんだってみんな命を繋ぐために生きてるのに! まりさああああああ!まりさは最低だよ!最低のゴミクズだよ! 死ね!まりさはそこでゴミクズらしくゆっくり死ね!!!」 あんなゴミクズをれいむのまりさに似ていると思った自分が許せなかった。 れいむは丘の上からまりさに唾を吐き掛けた。 そして丘の上を目指し振り向かずに子ども達を連れて登っていった。 永夜緩居を脱出し、れいむ達は森の中を歩いていた。 「ゅ…」 「ゅぅ…」 「どうしたの?これからはゆっくりできるんだよ!もっと元気にゆっくりしていってね!」 「……」 れいむのかけた声とは裏腹に子ども達の表情はどこまでも暗かった。 当分は子ども達のショックが取れないだろう。 しかし冬越しのためには数も減ったしちょうどいいくらいだ。 今からでも頑張って餌を集めてゆっくり冬を越そうとれいむは思った。 とにかく今日は早く子ども達を休ませてゆっくりしようと決めるとれいむはすぐに寝床を探し始めた。 急いでしたくして、一刻早く眠らなくてはならない。 ゆっくり眠れば子ども達の気分も切り替わる。 夜が来て、次の朝を迎えれば永夜緩居での悪夢は終わりを迎えるのだ。 やわらかい木漏れ日を感じながられいむは目を覚ました。 「ゆー、みんな!今日もゆっくりしようね!」 「ゅー?ゆっくりしようね!」 「まだちょっとねむちゃいけどゆっくりちようね!」 「ゆっくりー!」 れいむの朝の挨拶で子ども達も次々と目を覚ました。 昨日までの悪夢から覚めたように子ども達は元気を取り戻しつつあるのがれいむにはわかった。 「ゆー、すぐにしゅっぱつするよ!みんなあつまれー!」 「ゆー!」 洞から出てれいむの周りに子ども達が集まった。 「ひーふーみーゆー…あれ、真ん中の子どもがいないよ?」 「ゆ?おねえちゃーん!」 「どこにいったのー!?」 「ゆー、おきないとおいてっちゃうよー!」 何か、胸騒ぎがした。 何事もなく家へ帰るだけだった時に起きたその事件と異様な雰囲気は まるで永夜緩居での悪夢がまだ続いているんだと 全てが終わったと思ったれいむ達を嘲笑うようだった。 れいむ達はすぐに居なくなった子をみんなで探し始めた。 1時間ほど辺りを探し続けただろうか。 これ以上の捜索はこれからの進行に差し支える。 そうなれば冬越えの準備も厳しいことになるだろう。 れいむがこのまま先に進むべきか、苦渋の決断を下そうとしたその時、下から二番目のれいむの悲鳴が響き渡った。 「おねえちゃーん!でてきてよー! おねえ…おねえちゃあああああああああああああああああん!?」 「どうしたの!?れいむのあかちゃんどこ?!」 突然泣き出した子どもの傍にれいむは寄り添って何があったのかを聞き出そうとしたが泣き喚いて話にならなかった。 ただただその子は上を向いて泣いてばかりである。 一体上に何があるのか、最悪の事態を覚悟をしてれいむは上を見上げた。 「あ…あ…」 最悪の事態を覚悟していたにも関わらずれいむの覚悟は粉々に砕かれた。 木の枝の上に、植物の蔓で縛られた子れいむが吊るされていた。 その姿はまるでれいむのまりさのように苦痛に満ちた凄惨なものだった。 永夜緩居からどころではない、れいむの悪夢はれいむのまりさが死んだ時からずっと、あの光景のまままだ続くというのだろうか。 れいむの視界がぐらりと歪んだ。 「うわああああああああああ!ま゛り゛ざあああああああ!!!うわああああああああああ!」 「ゆ!?おかあさんどうしたの?あれはまりさじゃないよ!まりさはしんだんだよ!おかあさん!おかあゆっげぇ!?」 トラウマが蘇りれいむは半狂乱になり、暴れる母を止めようとする子れいむを吹き飛ばした。 「おかあさんどうしちゃったの!?やべでえええええええ!!!」 「ごんな゛おがあざんじゃゆ゛っぐりでぎな゛いよ゛おおおお!!!」 「う゛あ゛あ゛あ゛!ぐざい!ま゛り゛ざのだいじなぼうしがぐざい゛の゛お゛お゛お゛!!!」 子ども達が怯えて辺りの木の陰に隠れると、今度は子れいむが吊るされている木に体当たりを始めた。 ただ木を揺らそうというのではない、まるで自分の体まで叩き潰すのではないかというくらい何度も 何度も何度も何度も、辺りに餡子が飛び散るほど体当たりをしたころ、枝に結んであった蔓が切れて子れいむの体が落下しても体当たりは続いた。 それから当たり所が悪くて気絶しそうになってから、やっとれいむは正気に戻った。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 落ち着いて正気に戻ると同時に辺りを見回し愕然とする。 子ども達は怯えて木の影に隠れてガタガタと震えている。 れいむを見つめる子ども達の目はとても母親を見る子どもの目ではなかった。 「び、びっくりさせてごめんね お母さんもうだいじょーぶだからね れいむの子どもが死んじゃったのはかなしいけど、これをのりこえておうちでみんなでゆっくり…」 「こな゛い゛でねええええええええええ!」 狼狽した顔つきで一番小さな子れいむに近づくと、子れいむは恐怖に囚われた表情で絶叫した。 「ゆ!?お母さんはもうだいじょう」 「こな゛い゛でよおおおおおおおおお!!!」 健在をアピールしようと笑顔で飛び跳ねたれいむに対して子ども達はさらにあとずさった。 「れ゛い゛むのい゛も゛うと゛をづぶずようなゆっぐり゛おがあざんじゃな゛いいいい!!!」 れいむは耳を疑った。 れいむが子どもを潰すだと?こいつらは何を言っているんだ。 怪訝顔をしたれいむが後ろに居る他の子れいむに助け舟を求めようと振り向くと、さっきまで自分が居た場所に潰れた餡饅があった。 さっきまで潰れた餡饅なんてどこにもなかったはずだ。 いつの間にとれいむはいぶかしみ、そしてはっとした。 れいむは慌てて子どもが木の上に吊るされていた場所を見上げる。 そこにはもう蔓は無くいつの間にか蔓が切れてしまっていったようだ。 ならばれいむの子どもはどこかに落ちているはずである。 しかし辺りをぐるりと見回しても居るのは潰れた餡饅と生き残ったれいむの子どもが四匹居るだけだった。 興奮冷めやらぬれいむにも何が起こったのかがようやく理解できた。 「ち、違うの…れいむはそんなつもりじゃないの…」 必死に弁解を始めるれいむに対して子ども達の目が言っていた。 『この同族殺しが』 『さっきもぱちゅりーを殺してたし、きっとれいむ達も殺す気なんだよ』 『おおこわいこわい』 『れいむの妹達を見殺しにした屑が』 その冷めた視線は何よりも雄弁で、鋭利にれいむの心を抉った。 「ぢがう゛のお゛お゛おお゛おおおお゛お゛お゛お゛お゛おおおおおお!!!!」 れいむの必死の叫びも空しく子れいむ達は木の後ろに隠れた。 れいむががっくりと項垂れ全てを諦めようとしたその時 お姉さんれいむがれいむをかばうかのように前に出て言った。 「おかあさんはあかちゃんがしんじゃってかなしくってどうしていいかわからなくなっちゃっただけだよ! おかあさんがわざとれいむたちをころすはずなんてないよ! なのになんでみんなひどいごどいうの゛おおおおおおお!?」 「ゆ……!?」 「ゆー…」 「ゆ…おかあさん…」 子れいむ達もはっとしたようにれいむとお姉ちゃんれいむを交互に見つめた。 木の後ろに隠れていた子ども達が一匹ずつすまなそうにれいむに歩み寄ってきた。 「ごめんね、おかあさんにひどいこといってごめんね」 「ゆっくりゆるしてね!」 「やっぱりおかあさんといっしょじゃないとゆっくりできないよ」 子れいむ達はれいむに謝りながらぺろぺろとれいむの頬を舐めたりこすり付けたりした。 「ゆ゛、ゆっぐりじでいっでねええええええええ…!!!」 れいむは感動で咽び泣いた。 そして必ずこの子ども達をお家に連れて帰ってゆっくりさせてあげようと誓った。 続く? このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/ike-kuzu/
とりあえず作ってみました。
https://w.atwiki.jp/ike-kuzu/pages/3.html
更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/ygo000/pages/47.html
速攻魔法 自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択して墓地へ送る。 4スレ目 166 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。投稿日:2011/02/27(日) 10 50 54.93 ID NGfwNYaQ0 相手に蹂躙されるくらいなら、いっそ自らの手で… 「テキストが短いカードは強い」という法則を体現しているカードの一枚。 「ポタニティ・ガール」のようにフィールド上から墓地に送られた時に効果を発揮するカードの助け舟である。 タイミングを逃す心配が無い強制効果持ちの「クリッター」なら、「次元幽閉」に捕まりそうになった所を墓地に送る事で効果を発動できる。 また、せっかくシンクロ召喚の材料にするべく相手のモンスターを「精神操作」で奪ったのに相手の「月の書」等で妨害された時も、 このカードを使って相手のモンスターを墓地へ送ってやる事で少しは悔しさを紛らわせる事が出来るだろう。 しかし、このカードの真価は【アイドルカード】でこそ発揮出来る。 自分のアイドルカードが醜悪な相手モンスターの攻撃対象にされた時、彼女達を守る為にこのカードを活用するのだ。 相手に蹂躙されるくらいなら、いっそ自らの手で…使用者の非情とも取れる行動はしかし、確かに彼女達には伝わるだろう。 「マスター、ありがとうございます…!」 きっと彼女達は心からあなたに感謝して、そして絆を深める事が出来る筈だ。 最愛のアイドルカード達を守るため、是非ともこのカードは三枚積みにしておこう。 絵柄が「ワイト」なのはご愛嬌である。 4スレ目 167 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 2011/02/27(日) 15 01 58.86 ID N9vDbo3p0 私が遊戯王と出会ったのは、まだ乳臭さを残した10歳の頃だった 166の書き込みを見て私の過去を思い出したので、このカードの強さを証明するべく、実体験を語ろうと思う。 私が遊戯王と出会ったのは、まだ乳臭さを残した10歳の頃だった。 友人たちやマンガに影響されて、私も遊戯王を始めることにしたのだ。 思い立つとすぐにパックを買いに行った私は、興奮を覚えながら一枚づつカードを確認していった。 その時である。ちょうど私が「彼女」との運命的な出会いを果たしたのは……。 「彼女」の名前はブラック・マジシャン・ガール。 パックの一番最後に入っていた彼女は、なんとカードの中から実体化して、私に語りかけてきたのだ! 「はぁい、これからよろしくね! マスター」 私は目と耳を疑った。こんなことがありえるのだろうか。 取り乱している私に、彼女はゆっくりとこの状況を説明した。 私が天性のデュエルセンスを持っていること、カードによって世界を救う存在であること、そして……カードの精霊の声が聞けること。 信じられない思いだったが、証拠として彼女が店内を飛び回り、それに誰も気づいていないことでようやく信じる気になった。 人間という生き物の順応性は凄いもので、三日も経つと私は彼女が側に居ることに何の疑問も抱かなくなった。 私の作ったデッキは、彼女の活躍を第一に考えた……いわばファンデッキであったが、不思議と負けることはなかった。 その思いが通じたのか、彼女は私への信頼を深め、その信頼に応えるために私もまた彼女を信頼した。 勝率は面白いくらいに上がっていき、もはや地区では誰も私の相手にはならなかった。 そんな私の元には少しずつカードの精霊が集まってきて、私を慕ってくれた。私もその思いに応えるべく奮闘した。 だが、精霊たちが増えるにつれて、私が彼女に抱く感情は、特別なものになっていると気づかされるようになった。 「マスター……」 「ブラック・マジシャン・ガール……」 一日に、二人っきりでいる時間が増えていった。この頃、私はもう18歳で、結婚ができる年齢に達していた。 私は、決意した。 「ブラック・マジシャン・ガール!」 「えっ……?」 「今度の世界大会で優勝できたら、君に言いたいことがある。聞いてくれないか?」 私のその言葉に、彼女はうつ向いて頬を赤らめながら答えた。 「……はい、楽しみにしています」 そして、世界大会の日がやってきた。 どの国の出場者も、私の敵ではなかった。 精霊たちと心を通わせている私に、もはや敵うデュエリストなどいなかったのだ。 そう、決勝戦の、あいつ以外は……。 決勝戦が始まった。私と相手は一進一退の攻防を繰り返し、一勝一敗で三戦目にもつれこんだ。 相手は先行1ターン目に、なんとアルカナフォース0 THE FOOLを攻撃表示で出して、何も伏せないままターンを終えた。 ……誘っているのだろうか? 私は猜疑心に駆られたが、チャンスには間違いないので、一気に決めてしまうことにした。 「ドロー!」 私はその掛け声とともに、高速でモンスターを展開した。 手札には、あの約束を交わした彼女と、精霊の中でも特別な親友となったワイト。 私は手札を5枚消費して、その2体を場に召喚して攻撃した。普通ならば合計2300のダメージだが、彼女に団結の力を装備していたので、3900大ダメージを与えることに成功した。 いける。私はそう確信して、カードを1枚伏せた後ターンを終えた。 だが、私は甘かった。悲劇は、ここから始まった。 「ククク……俺のターン、ドロー!」 気持ちの悪い薄笑いを浮かべながら、奴は言った。 「ククク……俺が何も考えずにTHE FOOLを攻撃表示で召喚すると思っていたのか?」 「なに……!」 「マジックカード発動! 強制転移」 その声を聞いた瞬間、私は意識が遠のいた。 「マ、マスター……」 彼女がおびえた眼差しでこっちを見ている。そう……間違いなく彼女が強制転移の対象になってしまうだろう。 だが、先ほど伏せたカード。それを使えば、彼女のコントロール奪取を妨げることができる。 しかし、それをしてしまうと……! 「……良いんです、マスター」 悩んでいる私に、彼女は微笑みながら言った。 「私、マスターの伏せたカード、知ってるんです。マスター以外の人のしもべになって、マスターに迷惑かけるくらいなら……私死んじゃった方がマシです」 呆然としている私に、今度は親友であるワイトが話しかけてきた。 「そうでっせ、マスター。なに、ワイのことは気にするに及びまへん。ガールちゃんの願いを、叶えてあげてつかぁさい」 「ワイト……お前……」 「マスター! さぁ早く!」 「ば、馬鹿野郎! 大会の前に交わした約束はどうなるんだ! この大会で優勝して、俺は、お前に……!」 「聞きますよ」 「なに……?」 「私は死んでも、きっと……きっとマスターの側にいます」 「お前……」 「だから……最後のお願い、聞いてください」 彼女は、顔を真っ赤にしながら、私に向かって言った。 「キス、して」 「……」 「いや、ですか……?」 「馬鹿野郎……最後の最後の願いが、そんなことで良いのか……!」 「大事なことですよ。女の子にとっては……」 もう、迷わなかった。 とめどなく溢れてくる涙をぬぐって、私は彼女と、永遠とも思える一瞬、口づけを交わした。 そして互いに見つめあった。それだけで、もう言葉はいらなかった。 「速攻魔法、発動! 即神仏! 対象は……」 私は叫んだ。 「ブラック・マジシャン・ガール!」 「な、なにィ!?」 相手の驚く声をしり目に、彼女は私に微笑みかけて、呟いた。 「ありがとう、マスター……」 効果の逆順処理が行われ、彼女は地中深くへと引きずり込まれていって、ワイトは敵のフィールドに渡った。 相手はモンスターを怒涛の勢いで展開したが、私のライフポイントを100だけ残してターンを終えた。 「ちっ! ワイトみたいなクズカードじゃなかったら勝ってたのに!」 「クズカードだと……?」 「ああ、クズだよ。こんなカードをデッキに入れておいて、よくこの大会を勝ちあがってこれたもんだ」 「き、貴様……! 俺の最愛の人を奪い、親友の魂までも侮辱するというのか!」 「ふん、負け犬の遠吠えに過ぎないな。ライフは残り100手札は0枚。この状況からどうやって勝つというんだ?」 「うるさい! 俺は……どうあっても貴様だけは許さん!」 屈辱、悲しみ、そして、血が沸騰しているかと思うほどの怒り――それを自分の中に感じた時、突如私の腕の痣とデッキトップが光り始めた。 「俺の……タァァァァァァァン!!」 ……そこから先のことは、もう覚えていない。 ただ、氷結界の龍 トリシューラ、ダーク・ダイブ・ボンバーというどちらも見覚えのないカードが3枚ずつ、墓地と場にあったことだけは覚えている。 そう、私は……勝ったのだ。 世界大会は終わり、チャンピオンとして凱旋した俺には多くの人からの祝福が待っていた。 まるで自分のことのように喜んでくれる人々の中……当の本人である私だけは心が晴れないでいる。 最愛の人の死……宙に浮いたままの想い……。それらをひきずったまま、私は一人自分の部屋にこもって、泣いた。 その時、10歳の頃からずっと聞いてきた声が聞こえてきた。 「なに泣いてるんですか、マスター」 反射的に、顔をあげた。そこには、何一つ変わっていないままの彼女……ブラック・マジシャン・ガールが居た。 「お前……なんで。死んだんじゃなかったのか?」 私のその問いに、彼女はきょとんとした表情で答えた。 「なにも覚えてないんですか?」 彼女が言うには、私はあの後、驚くほどの勢いでモンスターを展開していき、その上で手札を増やしていたというすさまじいプレイングをしていたのだ。 そして、最後に引いたカード……それは死者蘇生だった。そのカードを墓地に居る彼女に使って、復活させたというのだ。 「と、いう訳なんですよ」 いつものように笑いながら私に語る彼女だったが、後半の言葉はほとんど耳に入っていなかった。 「よかった……よかった……!」 「わっ! マ、マスター!?」 私は流れる涙を抑えることなく、彼女を抱きしめた。 そしてすぐに少し距離を置いた後、涙を拭って言った。 「ブラック・マジシャン・ガール、あの時の約束だ。お前に言いたいことがある」 「……はい。聞かせてください」 いつになく真剣な表情で向かい合った。 思えば……いつからだったろう。彼女に対する想いが、特別なものになっていたのは。 一つ一つ巡っていく思い出を噛みしめながら、私は彼女に言った。 「俺と、結婚してくれ」 そして……今。あの告白から、10年の月日が流れた。 彼女は今も、私のデッキのエースとして活躍している。 だがそれ以上に、私の妻として日々の生活を支えてくれている。 「マスター、行きましょう!」 「ああ!」 あの決勝戦でチャンピオンになって以来、俺は無敗だった。プレイングは当然上達したし、デュエルに対する知識も深くなっていった。 最近知った新しい知識はと言うと、強制転移の対象はなんと自分で選べるということだ。 Fin. 4スレ目 167 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 2011/02/27(日) 15 01 58.86 ID N9vDbo3p0 Wiki曰く、”墓地へ送ることが目的でも、コスト故に確実であり更にライフ回復まで付いている《神秘の中華なべ》というほぼ上位互換のカードがある。”とのことだ。 他にも《デストラクト・ポーション》の方が良いとまで断言されてしまっている。 後発のカードの癖にあらゆる面で下位互換なぞ正しくクズカード。使い道すらない為これは流石にクズだろう。さすがの遊星さんも匙を投げ捨てる案件だ ところで…この即神仏というカード、第7期第4弾EXTREME VICTORYなるパッケージイラストが《ジャンク・バーサーカー》の「遊戯王ファイブディーズOCG」として発売された最後のパックであり、アニメ5D's出身のカードが収録された最後の通常パックである。 その為かなり豪華なカードが収録されているのだが、果たしてなぜ、《即神仏》がこのパックに収録されたのだろうか? 答えは一つ。そう、これこそが遊星たちがたどり着いた機皇帝に対する新たなる答えだったのだ!! 順を追って説明しよう。機皇帝の効果はシンクロモンスターの吸収というシンクロキラーな能力だ。これを回避するにはアニメのシュースタのように除外するしかほかない…と思われていた! だが、即神仏ならフリーチェーンで速、安全な墓地へと逃がすことが出来るのだ!! おりしもこの時代はリビングデッドが強かった時代。即神仏で逃げつつ《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》等をもう一度蘇生すれば、相手は絶望に沈む事請け合いだろう! これはモンスター回収などにはできない芸当なのだ。 と、ここで目ざとい決闘者は気付くだろう…「それ、神秘の中華鍋でよくね?」と だが一見正解に見える選択、それこそが大きな間違いなのだ! それはアニメ5D'sの「ジャック&龍亞&龍可vsアポリア」戦を履修すれば見えてくる。 即神仏を使う理由、それは”龍可に対する同士討ちを避ける為”だったのだ!! これも順を追って説明しよう。龍可のデッキは一般的にはシモッチバーンだと言われている。このデッキは回復がダメージになる特殊なデッキなのだが、神秘の中華鍋だと機皇帝の吸収を避ける際に自身がバーンを負ってしまうのだ! これこそが即神仏を使う最大の理由なのだ。回復は一見アドに見える、しかし幅広い視野で俯瞰すれば必ずしも正しいとは言えない行為なのだ。無論、アポリア自身が《シモッチによる副作用》を持っていることも考えられる。何故なら5D'sメンツは度々回復をして急場をしのぐ場面が多いからだ。 作中で遊星は揺るぎない境地へと至り、アクセルシンクロという機皇帝に対する答えを導き出した。だがそこに至るまで《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》や忘れられた《ターボ・ウォリアー》など様々な試行錯誤を経ていた。 この即神仏はそれ単体で見れば単なるクズカードかもしれない。だが真実は遊星が当時のOCG決闘者の為に、機皇帝への対抗策を授けてくれたのだ! 当時から今に至るまで誰一人として読み解けなかった即神仏の使い方は今この時点にて秘匿が破られた。丁度アポリアの強化も来ているため、機皇帝による侵略におびえるシンクロ使いは今からでも遅くない、即神仏にてクリア・マインドへと至ってしまおう! この世に数多あるカードに、役に立たないカードなど一枚も無い!! 18スレ目 608名も無き決闘者 (ニククエ 8f54-wmfw)2020/06/29(月) 23 52 23.59ID acRZ+7c10NIKU 即身仏《即神仏》=仏になる=悟りを啓く=クリアマインドだった……? 即神仏はヌメロンゼアルでゼアルを退かしたい時に使えそうか。ドローしないからうららにかからない、回復しないからシモッチにかからない、効果で墓地に送るからチェーンで挟めば一滴に対応できる。個人的にはそれ以外の用途がないから、手札コストとしてためらいなく切れるのもメリットな気がする。手札に残したいカードって割とあるし。 Tag:【アイドルカード】 【嫁】 カードの精霊 テキストが短いカードは強い 体験談 原作アド 機皇帝メタ 洗脳メタ 真実の愛アド 絆アド 結婚